FTMOの出金方法と利益分配日を解説

FTMO_Withdraw

FTMO(エフティーエムオー)は、安全性と信頼性に定評のある老舗プロップファームの一つです。FTMOではトレーダー自身がスキルを試し、証明するためのプラットフォームを提供しています。

FTMOで資金調達段階に到達したトレーダーは、取引の結果として生じた利益を、取引データに対する報酬として出金することが可能です。

しかし、出金可能になるまでの日数や、出金方法がFXとは異なるため、不安を覚えるトレーダーも少なくありません。この記事では、FTMOトレーダーの利益分配の仕組みや出金方法について詳しく解説します。

FTMOの利益分配の仕組み

FTMO(エフティーエムオー)では、評価段階をパスすると資金調達段階に移行します。資金調達段階で得た利益は、資金調達段階に昇格してから最初の取引が行われた14日後に出金が可能となります。

この出金日は、取引の開始から14日から60日の間で設定することができ、最大で3回まで変更が可能です。例えば、トレーダーが4月1日に取引を開始した場合、最初の出金日は4月15日となり、60日後の5月31日まで変更が可能です。

出金日は、月次サイクルの終了前に変更が行われない限り、特定の参照期間の最終日に固定されます。

プロップファームとFXブローカーの違い

FXブローカーは、自らの資金を入金して自らの資金で取引を行うため、いつでも出金することが可能です。しかしプロップファームは自らの資金ではなく、会社の資金を使って取引を行います。つまり、プロップファームは「利益の出金」ではなく、「報酬の出金」と言ったほうが正しいでしょう。そのため、報酬の出金日は会社の規定に従う必要があるのです。

FTMOの出金方法と手数料

FTMO(エフティーエムオー)からの出金は、FTMOによる出金申請の確認後、1〜2営業日以内に処理されます。出金方法は、国際銀行送金、Skrill、暗号通貨のいずれかを選ぶことができますが、日本居住者はSkrillの利用ができないため、国際銀行送金または仮想通貨での出金が必要です。

FTMOからの出金は、すべて手数料無料で行えますが、出金の際に発生する手数料をカバーするために最低出金額が定められています。

出金方法最低出金額
国際銀行送金20 USD
仮想通貨50 USD

国際銀行送金の場合は少なくとも20ドル、仮想通貨の場合は50ドルの利益が必要になります。最低出金額に満たない場合は、次回の出金日に持ち越されます。

FTMOから利益を出金する手順

FTMO(エフティーエムオー)で利益を出金する手順はシンプルです。まず、トレーダーは資金調達段階のFTMOアカウントで取引を行い、利益を獲得しましょう。

その後、出金日が到来するまでに、FTMOのダッシュボードから出金申請を行います。出金申請後、FTMOによる出金手続きは1〜2営業日以内に処理され、選択した支払い方法(銀行振込または暗号通貨)で受け取ることができます。

FTMOの出金方法まとめ

FTMO(エフティーエムオー)からの出金は、国際銀行出金または仮想通貨に限られています。日本の決済代行業者がトラブル続きであることを考えると、国内銀行送金などが今後導入される可能性は極めて低いでしょう。

とはいえ、国際銀行送金は着金までの時間が長く、銀行によっては受取手数料が発生します。そのため、海外のサービスがメインとなるプロップトレーダーは、仮想通貨での入出金を覚えておくことを強くおすすめします。

FTMOは出金トラブルが少なく、プロップトレーダーにとって理想的なプラットフォームです。出金の仕組みを正しく理解して、さらなる成功への道を切り開きましょう。